方針

 
ヤマテックと1985活動

Forward to 1985 energy lifeとは?

1985年の電力消費量を目指して、家を省エネ仕様にし、生活を工夫して省エネライフを送る事が目標です。

 

ですが、その目標達成のために便利な生活を捨てましょう、と言ってもそれは難しいことです。

 

あくまでも生活スタイルを見直し、技術の力を借りて家の性能(使用している家電含めて)を上げていくことにより、目標達成に近づけよう、というのが具体的なアクションです。

 

1985年当時の電力消費量を目指すということは、現在日本で消費している電力量を約半分にする必要があります。しかし、これを達成する事が出来れば、原発をなくすことも不可能ではありません。

 

とにかく、まずは自宅で消費している電力消費量を把握してみましょう。

 

下記の表を見てください。8年前の2007年と1985年のエネルギー消費量及び電気消費量を比べた数値です。

 

これをみると、家庭での電力消費量を1985年当時のものに目指せば、産業部門の電力消費量を吸収できるという事になります。

我々が消費している家庭からのエネルギー量を減らしていくことで地球レベルの省エネに貢献する事ができるのです。

 

    合計 産業部門 家庭部門 業務部門 運輸部門
2007年 全体 15194 7159 2290 1870 3657
電力 3743 1628 1044 995 77
1985年 全体 11325 5798 1562 1194 2465
電力 2128 1120 513 434 データなし

全体 3868 1361 728 676 1192
増加率 34.2% 23.5% 46.6% 56.6% 48.4%
電力 1616 508 531 561

———

増加率 75.9% 45.4% 103.5% 129.3% ———

(出典 Forward to 1985 energy life より)

 

 

1985活動に弊社が賛同した理由

弊社は20年前、住宅の外壁や屋根工事を施工する会社として創業いたしました。創業当時の現場で排出されている廃材の量は、とにかく大量で、処理がとても大変であったと今でも記憶に残っております。
この当時から、廃材の処理や排出量には少し疑問を感じておりました。人は、現在生活している自分たちだけのことを考えて経済活動を行なっていますが、それでは地球はもたないと思います。そんな思いで、地球の未来のために仲間内で「NPO外装エコロジー」という団体も立ち上げて活動しておりました。
その後、弊社がリフォーム事業を始めるようになった頃、このような1985活動を知り、賛同いたしました。エンドユーザー様は、正しい知識をお持ちでなかったり、勘違いされているところが多いので、建築のプロとしては、ここで橋渡しを行なうことで、少しでも社会貢献をしたいと思ったことが、我々ヤマテックが活動を始めた理由です。

 

代表取締役 山下隆盛

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